能義郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
能義郡(のぎぐん)は、島根県にあった郡。人口14,126人、面積300.19 km²。(2003年)成立当初の郡域は現在の安来市の市域に一致する。
消滅直前となる2004年9月30日の時点で以下の2町を含んだ。
2004年10月1日、安来市と広瀬町・伯太町の2町が新設合併し、新・安来市となり、すべての町がなくなった能義郡は廃止となった。
[編集] 歴史
- 平安時代以前は意宇郡の一角に区分されていた。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、以下の町村が成立。(2町14村)
- 安来町・広瀬町
- 能義村・宇賀荘村・飯梨村・荒島村・赤江村・島田村・大塚村・比田村・山佐村・布部村・安田村・母里村・井尻村・赤屋村
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 安来町・能義村・宇賀荘村が合併し、安来町が発足。(2町12村)
- 1952年(昭和27年)11月3日 - 安田村・母里村・井尻村が合併し、伯太村が発足。(2町10村)
- 1954年(昭和29年)4月1日(1町4村)
- 安来町・赤江村・荒島村・飯梨村・島田村・大塚村が合併し、安来市が発足、郡より離脱。
- 赤屋村が伯太村に編入。
- 1955年(昭和30年)1月10日 - 広瀬町・山佐村・比田村が安来市の一部と合併し、広瀬町が発足。(1町2村)
- 1956年(昭和31年)1月1日 - 伯太村が町制施行し伯太町となる。(2町1村)
- 1957年(昭和32年)4月1日 - 布部村の一部が広瀬町に編入。
- 1967年(昭和42年)8月1日 - 布部村が広瀬町に編入。(2町)
- 2004年(平成16年)10月1日 - 広瀬町・伯太町が安来市と合併し、安来市が発足、郡より離脱。同日能義郡消滅。