緑化フェア梅小路駅
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緑化フェア梅小路駅(りょっかふぇあうめこうじえき)は、かつて京都市下京区八条坊門町にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)の臨時駅。
1994年秋に梅小路公園で開催された「第11回全国都市緑化フェア」会場の最寄駅として、山陰本線の京都駅~丹波口駅間に2ヶ月間のみ設置された。
2005年から2006年頃に地元Jリーグチーム「京都パープルサンガ」の為のサッカー専用スタジアム建設が議論された折、候補地の一つとなった梅小路公園が「大量輸送でのアクセス性が至便」とされた理由として、この駅の実績があった。件のスタジアム建設は西京極運動公園の改修で決着したが、梅小路公園に整備されることになっていたならば、試合開催時のみ営業の臨時駅として同じ場所に常設復活していたであろう。
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[編集] 駅構造
片面ホーム1面1線。仮設ホームが、嵯峨野線線路の北側、梅小路公園敷地の外周歩道南東端から梅小路蒸気機関車館の現在の展示運転線上に掛けて設けられていた。
[編集] 駅名標
- 当駅の駅名標は、嵯峨野線仕様(下部が紫色)ではなく、JR西日本標準仕様(下部が青色)であった。
- 緑化フェア梅小路駅の開設中には、両隣の京都駅・丹波口駅の駅名標にもシールを貼って案内がなされていた。