絶対国防圏
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絶対国防圏(ぜったいこくぼうけん)とは、第二次世界大戦において、守勢に立たされた大日本帝国が本土防衛上確保及び戦争継続のために必要不可欠である領土・地点を定め、防衛を命じた地点・地域である。
第二次世界大戦時の日本において、太平洋を主戦場とする海軍とユーラシア大陸を主戦場とする陸軍ではその攻撃・防御は分かれていたが、絶対国防圏の設定した地域は陸軍の設定したものに近いものであった。シーレーン防衛能力からして、すでに広範囲な地域を戦場とすることは事実上不可能となっていた。
しかしながら、絶対国防圏設定後も、日本海軍はその外側に位置する地点の確保に固執する。最重要地点であるサイパンなどについては手付かずに近い状態であった。このような状況が、この後の戦いにおいてますます日本を不利な状況に追い込むのである。
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