経絡指圧
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経絡指圧(けいらくしあつ、Meridian Shiatsu)は、本来指圧のツボは、中国伝来の鍼灸のツボ即ち経絡経穴とは異なり、解剖学生理学的観点から定められているが、その臨床結果において両者のツボはほぼ一致することが多い事などから、指圧治療に経絡理論を取り入れたものの総称。
1964年(昭和39年)、当時日本指圧専門学校(1940年(昭和15年)浪越徳治郎によって設立される)の副校長であった井沢正によって編纂された『按腹図解と指圧療法』により、経絡を使った江戸時代の按摩との比較から初めて経絡指圧が創案され、その後『経絡経穴と指圧療法』によって井沢式経絡指圧がほぼ完成された。その後、『指圧療法と掌圧療法』の著者・佐藤岩冶郎や、『指圧/Zen Shiatsu』の著者増永静人などもこの経絡指圧の流れを汲んでいる。