終の館 ~檻姫~
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『終の館 ~檻姫~』(ついのやかた おりひめ)はCIRCUS FETISHチーム制作の2004年5月28日発売のWin98/Me/Windows2000/XP対応18禁パソコンゲーム。亜星マコ原画、沢柾機シナリオの「エロい切ないフェティッシュノベル」にして、希望小売価格税抜き1000円で発売された終の館シリーズの第四作目である。
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[編集] あらすじ
成金の息子謙太郎少年は見世物小屋から脱走してきた褐色の肌の少女と出会う。愛犬に死なれ寂しさを感じていた謙太郎は彼女の明るさに惹かれていき、女の子もまた少年に心を許していった。純粋な二人は日を追う毎に深く繋がっていった。
しかし、戦争の現実の中で、世間や母が二人を見る目は厳しくなっていった。
[編集] 登場人物
- 小柴謙太郎:主人公
- くらら(声:ありす):見世物小屋から逃げ、主人公に拾われた褐色肌の混血少女。目が悪く眼鏡をかけているが味覚と嗅覚は鋭い。
- 小柴加奈子:主人公の母。病身だが美しく優雅な女性。良家の出のためか少々世間知らず。
- 小柴弘蔵:主人公の父。成り上がりの財界人で病気の妻とまだ若年の息子を抱え悩む男。
- 桜実(ゆうみ)(声:草柳順子):館のメイドの一人。
[編集] 関連書籍
- 終の館 第2章 (サーカス/原作 橘卯月/著、パラダイム ISBN 4-89490-742-9) - ノベライズ版