紙加工業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紙加工業(かみかこうぎょう)は、一般に原紙を目的の用途に合わせて加工する業種の事を指し、印刷・製本等とは区別される。
[編集] 紙加工業の種類
- 段ボール業
- 段ボール業界は原紙を段ボールシートに加工するコルゲーター業者と、段ボールシートを箱に加工・印刷する製函業者、及びコルゲーター・製函一貫業者に区分される。
日本の段ボール業界はコルゲーター業者が約350事業所、製函業者が約3000事業所となっている。
- タック加工業
タックとは所謂シールのことで、剥離紙・糊・上紙を下から順に乗せていき、一枚のシート状に加工する業種である。
- 製袋業
百貨店等で使用される紙製の手提げ袋、把手のついていない保存用の袋など、軽包装を担う軽包装製袋と、セメント袋等の重量物の梱包用袋を生産する重包装製袋に大別される。