神戸電鉄800系電車
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800系電車(800けいでんしゃ)は、神戸電鉄が過去に保有していた鉄道車両。 デ1形、デニ11形、デ101形、デト1001形といった、老朽化した旧型電車の機器を流用し、車体更新改造を行った電車で、神戸電鉄最後の釣掛駆動式営業車である。
1993年3月21日にサヨナラ運転が行われ、神戸電鉄最後の釣掛駆動式営業車が姿を消すこととなった。
[編集] デ800形・デ850形
1962年から1964年にかけて改造された車体更新車。 車体形状は、同時期に製造されていたデ310形と同じ貫通型運転台に片引き2扉とされ、片運転台のデ800形8両と両運転台のデ850形2両が改造された。
[編集] デ810形・デ860形
1964年から1968年にかけて改造された車体更新車。 車体形状は、同時期に製造されていたデ1000形と同じ貫通型運転台に両引き2扉とされ、片運転台のデ810形2両と両運転台のデ860形5両が改造された。 ただし、デ860形デ865は両運転台とされず、デ1050形と同様の片運転台と簡易運転台にされた。 また、デ860形のデ864・デ865はサ1200形サ1212・サ1213にそれぞれ再改造された。
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