磯野正典
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磯野正典(いそのまさのり、1956年~)は東京都出身、東海テレビのアナウンサー、秘書部長、コーポレート戦略部長、経営企画局次長。星座:魚座、趣味・特技:剣道(2段)。
[編集] 来歴・人物
学生時代から、外交評論家小山房二氏産経新聞外信部長・論説委員に師事、ジャーナリズムを学ぶ。 日本大学卒業後、1978年4月に東海テレビへ入社。アナウンサーとして、スポーツ番組、制作番組、報道番組を担当。民間放送事業をメディア学分野から研究し、2005年名古屋大学から修士号・博士号授与。 マスコミ界、実業界、学会、芸能界に幅広い人脈を持つことでも知られている。
[編集] エピソード
大学時代は放送研究会の委員長として、長らく中断していた学園祭の復活に向け、サークルを主体とした学生会を組織化。一般学生の共鳴を得て学園祭を復活させる原動力となった。このことが、大学OBの目に留まり、政治家秘書とのつながりがりとなる。その後、衆議院議員竹中修一、江崎真澄、海部俊樹、小泉純一郎と知遇を得た。 東海テレビへは、スポーツアナウンサーとして入社。すぐに頭角を表し2年目には全国ネットで野球中継やプロ野球ニュースを担当する。スポーツ中継では10種目以上の実況を担当。なかでも新体操の実況は日本での草分け的存在となり、山崎浩子らによるブームの火付け役となる。 スポーツアナウンサーとしては同局の吉村功アナウンサーの後継者としての期待が高かったが、1986年早朝のニュース番組に抜擢され、モーニングコールのキャスターを手始めに、多くの番組を担当した。平成元年には中高校生向け番組あ・きすとぜねこのキャスターとなり人気アナとなる。本やCDの出版、番組中ドラマに出演するなどマルチな才能を発揮した。 その後、スーパータイム〔土〕中日新聞テレビ日曜夕刊報道番組週刊ニュース工房を担当し、東海テレビでは西沢信正と並ぶトップキャスターとして政治番組等を担当。モンゴル大統領との単独会見や金大中氏の訪朝発言スクープなど、国際的な舞台でも活躍した。 1999年に秘書部長に突如異動したのは、1998年に番組の担当替えが理由といわれている。 その後、マルチメディア関連の部長や経営企画部門を歴任、現在に至る。メディア研究や障害者の情報問題活動家としても知られ、1992年には国際キワニス社会公益賞を受賞、音声訳許諾マークアイマークを普及させた。また、ベンチャービジネスに関連して、メディアビジネスを中心に各種セミナーのコーディネーターとして活動している。
[編集] 過去の担当番組
- FNNモーニングコール
- FNNスピーク
- FNN東海テレビスーパータイム
- 中日新聞テレビ日曜夕刊
- 週刊ニュース工房
- あ・きすとぜねこ
- うわさのミミンバ
- さわやかフライデー
- 音楽村
- てれび博物館
- 名古屋ニューアングル
- プロ野球ニュース
- 競馬ダイジェスト
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