石川尚
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石川 尚(いしかわ ひさし、1934年7月2日 - )は、ヤクザ、指定暴力団・六代目山口組舎弟、名神会会長、旧平松組舎弟頭。 中京地区の重鎮であり、人望も厚い良識派の親分である。
平松組(組長・平松資夫(三代目山口組若中))の舎弟頭を経て、平松組解散後、当時の三代目山口組若頭・山本健一(山健組組長)からの強い推薦等もあり、1977年12月、43歳にして三代目山口組組長・田岡一雄から親子盃を受け、三代目山口組直参若中に昇格。 神戸芸能社名古屋支社を設立。 名神会(名神実業)として1都12府県に勢力を誇る。
四代目山口組組長・竹中正久とは、同郷で幼少の頃からの顔馴染みで親交も深かったこともあり、そのまま若中となり、組長秘書兼ボディガードに抜擢される。 1985年1月、一和会との抗争で竹中は射殺されるが、その際、凶弾に倒れた南組組長・南 力とは交代でボディーガードを務めていた。
1989年、五代目山口組発足に伴い舎弟に直る。