眼内レンズ
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眼内レンズ(がんないレンズ)とは、白内障手術で水晶体を摘出したときに挿入される人工の水晶体。材質は透明なアクリル樹脂、もしくはシリコン樹脂。
[編集] 概要
一般的にはピント調節機能がない眼内レンズが使用される。このため、眼内レンズを挿入しても、レンズの焦点が固定されるため、場合によってはメガネやコンタクトレンズによる矯正が必要になる。また、先天性白内障の乳幼児に対して行われる手術では、将来的に目の成長が期待されるため、挿入しないことが多い。
近年は遠近両用やピント調節が可能な眼内レンズも開発されているが、稀に夜道で街灯を見るとハレーションを起こすなどの不具合が報告されている。
[編集] 関連項目
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