相沢良
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相沢 良(あいざわ りょう、明治43年(1910年5月15日) - 昭和11年(1936年)1月28日)は、日本の女性平和運動家、革命家。
青森県南津軽郡浪岡町(現在の青森県青森市)に生まれる。相沢家は、三代と続く医師の家で、信望のある家であった。 家族は、両親と祖母、姉千代、妹京、弟企救麿。父の助手や看護婦も住み込みで働いていた。
1923年(大正12年)四月、県立青森高等女学校に進学。 小学生当時の相沢良は、二つ年長の青森高女の姉千代と同級生で仲の良い淡谷のり子が遊びに来ていて、出会っている。
1933年(昭和8年)四月四日夜、道警により検挙され、拷問による取調べを受ける。
1936年(昭和11年)1月28日、青森県北津軽郡沿川村(現板柳町)の父母の家で、25歳八ヶ月で生涯を終える。
札幌市西区の琴似発寒川の流脈にある滝、平和の滝の入り口の横には、相沢良の顕彰碑が建立されている。 また、青森県青森市浪岡の道の駅の上にある花岡展望台の前にも、相沢良の顕彰碑がある。
[編集] 関連人物
- 淡谷のり子(あわや・のりこ) - 姉千代の友人。歌手。
- 秋田雨雀(あきた・ うじゃく) - 作家。
- 今官一(こん・かんいち) - 作家。
- 島木健作(しまき・けんさく) - 妹京の夫。作家。
- 津川武一(つがわ・たけいち) - 政治家。作家。
[編集] 参考文献
- 山岸一章『相沢良の青春』、新日本出版社、1984年。
[編集] 関連項目
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