目ざめよ!
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目ざめよ!はエホバの証人によって月1回発行されている雑誌である。これは国際聖書研究者(エホバの証人の旧称)によって1919年に月2回発行の雑誌として公表された、「黄金時代(The Golden Age)」と呼ばれる雑誌に由来している。1937年には「慰め(Consolation)」に改名された。1946年から「目ざめよ!」という名で呼ばれる現在の雑誌が公表された。
姉妹誌である「ものみの塔」誌がほぼ聖書研究や教義に焦点を合わせているのに対し、「目ざめよ!」はより広範な範囲を持ち、聖書に言及しながら、科学、自然、地理に関する記事が掲載されている。2006年から月刊誌となり、より聖書に重点が置かれることになった。
この雑誌の誌面構成は次の通りである。
- 若い人が一般的に尋ねる質問に対して、聖書を用いた助言を与える「若い人は尋ねる…」や「聖書の見方」
- ニュース記事である「世界展望」
- 巻末には若い読者への問いかけである「答えてみましょう」
- 年長者の記憶を試す「どの時代でしたか」
- 子供たちが楽しく学ぶことができる「子どもたち、さし絵をさがしましょう」
「目ざめよ!」誌は全体が32ページあり、フルカラーで印刷されている。現在82の言語で発行され、カセットテープ版も入手可能である。