町田政則
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町田 政則 (まちだ まさのり、1955年1月7日 - )は日本の俳優。 現在フェイムステージ所属。
子役より活躍。石井輝男監督にかわいがられ、多用された。天才子役といわれ、さまざまな大監督、有名俳優と競演している。
高倉健主演の「網走番外地 南国の対決」(1966)では、高倉の兄貴と堂々と渡り合う生意気な少年一郎(準主演)を熱演。映画のラストを嵐寛壽郎と並んでかざり、劇中では番外地の歌を歌っている。
勝新太郎主演の「座頭市の歌が聞こえる」(1966)でも、子供ながらに準主演クラス(太一)を演じている。
日活唯一の怪獣映画「大巨獣ガッパ」(1967)ではやはり子供のメイン、島の少年サキを演じている。
また、岩城滉一主演の暴走族シリーズでは、アクションライダーとして、メイン出演者の一人として活躍。
少年、青年期での活躍がめざましい。現在は、名バイプレイヤーとしての活躍が目立つ。
ウルトラマンシリーズの個性的な「怪獣チャリジャ」役にはいまだにファンが多い。
過去一時期、町田剛という芸名でも活動したことがある(町田政則が本名)。一時、青年期には活動をやめていた時期があるようだが、活動は多岐に渡る。
体型はずんぐりしていながらも、運動神経は抜群であり、若かりし頃はもちろん、いまだに危険なスタントも自分でこなす。本人はごく普通のおじさんだが、レンズを通した時の存在感とオーラには定評があり、まるで別人のようである。 主役から脇まで、どのような役柄でもこなせ、時には二枚目に見える(ありえないのに)、不思議な役者である。
雑誌、新聞等にも特集記事多数あり。