玉川 (相模川水系)
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[編集] 玉川の由来と経緯
名前の由来は、他の玉川にも見られるように、玉(勾玉)の材料の石が採取できたからであるといわれている。源流近くの日向薬師近辺ではそれらしき石が見つけられる場合がある。上流域では比較的汚染が進んでおらず、ウグイやヤマベまれに鮎の稚魚もみられる。
元来、花水川(金目川)として存在し同県平塚市に至っていたが、屡々氾濫を起こし河川域に水害をもたらしたため、河川改修によって現在の形に纏められ、相模川水系の支流の一つに落ち着いた。平塚市中部で、伊勢原源流の歌川・渋田川・旧玉川の合流地点を見ることが出来る。また元の玉川の名残は旧玉川として一部用水路に使用されているが、往時の面影を見ることはほぼ不可能である。
[編集] 地区名としての玉川
地区名としても存在し、厚木市小野近辺が玉川地区と呼ばれ、周囲には厚木市立玉川小学校、同市立玉川中学校、などが存在する。また、玉川の一部を整備し、家鴨を放し飼いにしたアヒルの里なども展開され市民の憩いの場になっている。
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