片貝勝浩
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片貝 勝浩(かたかい かつひろ 1982年5月28日 - )は、日本の陸上競技選手。 群馬県吾妻郡吾妻町(現東吾妻町)の出身。現在山梨学院大学在学中。
- ハーフマラソン(21.0975km)のベストタイムは63分09秒
- 10000mのベストタイムは29分57秒17
吾妻町立岩島中学校時代はバスケットボール部に所属し、名センターとして鳴らした。一方で、やり投げでマスターズ日本記録をもつ金子健司に脚力を見込まれ、駅伝メンバーとしても活躍した。
中学卒業後は、東京農業大学第二高等学校に進学。名将鳥羽完治の指導によりめきめきと頭角を現し、たちまちエースに成長した。
2003年、高校卒業後は、山梨学院大学に進学。一時伸び悩んだが、山梨学院大学のエースに成長。日本学生ハーフマラソン選手権で、1時間6分19秒という好タイムをマークした。
2004年、第80回箱根駅伝に出場(8区)。タイムは1時間8分3秒で区間12位に沈んだ。
2005年、第81回箱根駅伝に出場(1区)。タイムは1時間3分58秒で区間14位と奮わなかった。
2006年、第82回箱根駅伝に出場(3区)。2区のケニア人留学生メクボ・J・モグスが12人抜きでトップで戸塚中継所へやってきたので、その流れを繋ぐことができるか心配された。途中、後続の東洋大学の尾田寛幸に追いつかれたものの、表情一つ変えない冷静な走りで再び突き放し、その後はトップを死守。実況からも「大人の走り」と評価された。タイムは1時間4分18秒、区間順位は5位と好成績を残し、チームも準優勝を勝ち取った。
[編集] 関連項目
- 上田誠仁(山梨学院大学陸上競技部監督)