片岡鉄哉
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片岡 鉄哉 (かたおか てつや、1933年-)は、日本の評論家、政治学者。
栃木県生まれ。1955年早稲田大学政治経済学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部修士・博士課程を経て、1967年博士号を取得。(Ph.D、政治学)。
1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授、1984年ウッドロー・ウィルソン国際学術センター研究員を歴任。1985年から2001年までスタンフォード大学フーバー研究所研究員を務める。
日米関係、戦後日本政治史を研究対象とし、70年代末より時事評論を始める。日本国憲法、「吉田ドクトリン」などに代表されるアメリカによる戦後「永久占領」体制を打破すべきとし、米中のニ大国関係のはざまにある日本が、ゴーリスト的な自立国家となるべきことを主張する。
オピニオン誌などへの寄稿の際は、「元スタンフォード大学フーバー研究所研究員」の肩書きを使用することが多い。
娘のDrue Kataokaは墨絵画家。
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[編集] 著作
[編集] 単著
- Waiting for a "Pearl Harbor": Japan Debates Defense, (Hoover Institution Press, 1981).
- 『“黒船待ち"の日本――ゴーリズム国家をめざして』(日本教文社, 1982年)
- The price of a constitution: the origin of Japan's postwar politics, (Crane Russak, 1991).
- 『さらば吉田茂――虚構なき戦後政治史』(文藝春秋, 1992年)
- 『日本は「政治大国」になれる――“吉田ドクトリン”からの脱却』(PHP研究所, 1992年)
- The Truth About the Japanese "Threat": Misperceptions of the Sam Huntington Thesis , (Hoover Institution Press, 1995).
- China's Transitions to Markets, (Hoover Institution Press, 1995).
- 『退場するアメリカ――新・孤立主義と日本の危機』(PHP研究所, 1995年)
- 『日本永久占領――日米関係、隠された真実』(「さらば吉田茂」の増訂版, 講談社[講談社+α文庫], 1999年)
- 『核武装なき「改憲」は国を滅ぼす』(ビジネス社, 2006年)
[編集] 共著
- Defending an economic superpower: reassessing the U.S.-Japan security alliance, with Ramon H. Myers, (Westview Press, 1989).
[編集] 編著
- Creating single-party democracy: Japan's postwar political system, (Hoover Institution Press, 1992).