煙霧
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煙霧(えんむ)とは、目に見えないほど小さい乾いた固体の微粒子(エーロゾル)が空気中に浮いていて、視程が妨げられている現象のこと。
霧が混じっている時は、霧として扱われる。そのため煙霧として扱われる場合には湿度が低い場合が多い。
風によって地面から巻き上げられたチリや砂ぼこりが風が止んだ後も空気中に浮いていて、視程が妨げられている現象は塵煙霧(ちりえんむ)と呼ばれて区別される。
天気観測では、黄砂などにより視界が10キロ未満となり雲の状態(晴れているのか雲が出ているのか)が分からない場合、その時の天気を「煙霧」として報告する。
[編集] 関連項目
日本式天気記号 |
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