深日駅
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深日駅（ふけえき）は、かつて大阪府泉南郡岬町（廃止時。休止時点では泉南郡深日町）にあった南海本線の駅。
[編集] 駅の概況
1898年（明治31年）に南海本線が尾崎駅から和歌山北口駅（現在の紀ノ川駅付近）まで開業した際に、深日町の便を図って山中に設けられた。相対式ホーム2面2線の棒線駅であった。また、ホームと線路の間隔が広いのは貨物輸送をおこなっていたために、中線があったためである。「岬町の歴史」によると、多奈川線が開業するまで深日や多奈川の人が利用していたとされている。
1944年（昭和19年）5月31日に軍需輸送目的で南海多奈川線が開業し、同線に深日町駅、多奈川駅が設けられたことで駅の使命は終わり、旅客営業を廃止する。翌年には貨物営業も廃止となり、駅は休止。1958年（昭和33年）に正式に廃止された。
現在もプラットホームなどが残されている。
なお、南海本線の電化時に深日変電所が併設されたが、こちらはまだ稼動している。
[編集] 沿革
[編集] 隣の駅
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