淡路仁茂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
淡路 仁茂(あわじ ひとしげ、1950年3月21日 - )は、日本の将棋棋士。棋士番号113。兵庫県神戸市出身。藤内金吾門下。
目次 |
[編集] 人物
- 受けにおいて粘り強い棋風を持ち、それは不倒流と呼ばれる。対局の手数が延びることから、長手数の美学というキャッチフレーズがついた。クラスは下がったが現在でも勢いのある若手を止める存在として重鎮的存在感を発揮している。後手番一手損角換わり戦法の産みの親 あまり知られていないが現代矢倉の基礎的な変化をまとめた功績もある
- しかしウッカリも多く、今までの将棋棋戦で二歩を3回、二手指しを2回、さらに成れない所に角を成った合計6回と記録上の反則負けが最も多い。
- 神戸将棋センター館主として広く普及活動を行っていて、育成した弟子も多い。
- 2005年度より日本将棋連盟常務理事。
[編集] 昇段履歴
- 1968年 初段
- 1974年 四段
- 1975年 五段
- 1978年 六段
- 1982年 七段
- 1983年 八段
- 1996年 九段
[編集] 主な成績
[編集] タイトル挑戦
[編集] 優秀戦績
- 勝ち抜き戦5勝以上 1回(第6回、1983年度)
- 将棋大賞
- 新人賞・最多対局賞・最多勝利賞 第5回(1977年度)
- 敢闘賞 第7回(1979年度)
- 升田幸三賞 第33回(2005年度) 後手番一手損角換わり
- 将棋栄誉賞 (2003年)
- A級1期