波方町
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波方町(なみかたちょう)は愛媛県の東予地方にあった町である。高縄半島の北の突端にあり、瀬戸内海の交通の要衝として、古くから海運業が栄えていた。 2005年1月に隣の今治市を含む12市町村と新設合併して現在は今治市の一部である。
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[編集] 地理
愛媛県の最北端、高縄半島の先端(北端)に位置(島しょ部を除く)し、東・西・北の三方を海に囲まれている。
[編集] 生活
下水道などの整備は越智郡のなかでも進んでいる。現在は波方地区での工事が進んでいる。 ケーブルテレビ(CATV)も整備していて波方町自体がテレビ運営していた。(現在・今治市が運営) その後、インターネット基盤も整備されてインターネットも可能になった。 現在では光ファイバーも整備されてデジタル放送にも対応出来るようになっている。
[編集] 教育
波方町立保育所3箇所(現在・今治市立)、私立幼稚園1箇所、波方町立小学校1箇所(現在・今治市立)
中学校は今治市波止浜地区との共立中学校で愛媛県今治市及び波方町共立北郷中学校組合立北郷中学校と名前も長く全国的に珍しかった。
だが、現在は今治市と合併したため今治市立北郷中学校である。
波方地区には海運の波方町らしく国立波方海上技術短期大学校がある。
[編集] 産業
波方町は田舎町だが、世界の海運界では非常に有名な地名であり海事都市である。 海事都市については今治市の項を参照。
波方地区で完了した港湾埋立地には檜垣造船(今治市)のブロック製造工場と
港湾建設業の小林組(今治市)の建設資材置き場が進出する予定である。
宮崎地区には波方ターミナルがあり、現在は2008年度の完成を目標に日本でも最大級のLPG国家備蓄基地を建設中である。
[編集] 主要企業
[編集] 観光
- 国立大角海浜公園
- 海山城展望台
- 塔の峰
[編集] 交通
[編集] 航路
中四国フェリー 波方港(愛媛県今治市)~竹原港(広島県竹原市)
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 県道
- 県道15号、県道38号