水子
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水子(みずこ)は
水子(みずこ)は、妊娠中絶や流産、死産で死亡した胎児のこと。死んだ胎児に、水子霊という霊魂が宿るという宗教的な観念から、主に使われる言葉である。
元々、死亡した胎児だけでなく乳児期、幼児期に死亡した子供を含む概念であったが、戦後、日本で人工妊娠中絶が爆発的に増加したことを受け、中絶で死んだ胎児の霊を弔う水子供養の広まりと共に、現在の意味が定着していった(産児制限参照)。一方、「水子の祟り/障り」を云々するのは、人工妊娠中絶で心と体に傷を負った女性を追いつめる可能性もあり、中には霊感商法の一環として不安をあおる悪質な例もある([2])。
[編集] 関連項目
- 水子供養-水子地蔵、水子観音
- 母体保護法(旧 優生保護法)
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