次回予告
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次回予告(じかいよこく)は、テレビ番組において次回のエピソードを紹介する枠である。時間については番組や放送方針によって異なる。一般的には次回に放送予定の映像を流しながらナレーターが内容を説明するのが基本である。
次回予告の映像が引き続き提供クレジット枠にも使われることも少なくない。
[編集] アニメ番組の次回予告
通常の製作スケジュールではオンエア時には次回の映像が既にできているので、それを次回予告に使うことが可能である。しかし、制作進行が破綻、遅れている作品についてはその限りではない。『新世紀エヴァンゲリオン』の終盤のように絵コンテのまま放映されるようになると相当に危機的である。
ナレーションは劇中の登場人物役の声優が担当することもあれば特別にナレーターが用意されることもある。まれに音楽だけ流してナレーションを入れない作品もある。『宇宙戦艦ヤマト2』、『機動新世紀ガンダムX』などはエンディング枠に次回予告を挿入していた(ヤマト2はフラッシュバック風に構成)。ナレーションのなかには定型文句で終わるものがある。有名どころでは「君は生き延びることができるか?」(『機動戦士ガンダム』)、「君は刻(とき)の涙を見る」(『機動戦士Ζガンダム』)、「Not even justice,I want to get truth(知りたいのは正義じゃなく真実だ)! 真実は見えるか?」(『太陽の牙ダグラム』)など。
『マジカノ』のようにパロディにする作品もあり、またまじめに次回予告をする気のない番組は少なくない。典型的なものは劇中の登場人物が次回の内容と関係のない話をするというもの。二人で掛け合い漫才をやるものもある。『舞-HiME』や『舞-乙HiME』のようにわかる人にしかわからないオタクなネタを忍ばせたりすることもある。変わったところでは、『くじびきアンバランス』第2期の次回予告は、派生元の『げんしけん』のキャラクターが内容を論評する。
[編集] バラエティ番組の次回予告
バラエティ番組の場合、通常は概要の通りだが、一部ではまだ番組が続くように見せかけて、一番面白い部分を見せず、視聴者の好奇心を煽って、「この続きは次回のお楽しみ!」となることもある。
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