森忠明
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森忠明(もり ただあき、1948年5月11日 - )は、日本の詩人、童話作家。東京都立川市出身、在住。大東文化大学日本文学科中退。弟子に園田英樹、長原啓子などがいる。
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[編集] 略歴
- 昭和40年(1965年)、「高3コース」4月号に投稿した詩が入選する(選者は寺山修司)。
- 昭和41年(1966年)、寺山修司に師事し、詩と脚本を学ぶ。
- 昭和42年(1967年)、天井桟敷文芸演出部に入部。
- 昭和43年(1968年)、大東文化大学中退。
- 昭和44年(1969年)、天井桟敷を離れ、フリーになる。
- 昭和48年(1973年)、73児童演劇脚本募集でNHK賞を授賞。
- 昭和52年(1977年)、『きみはサヨナラ族か』がNHK少年ドラマシリーズで放映される。
- 昭和62年(1987年)、『へびいちごをめしあがれ』で新美南吉児童文学賞受賞。
- 昭和63年(1988年)、『その日が来る』で赤い鳥文学賞受賞。
- 平成3年(1991年)、『ホーン岬まで』で野間児童文芸賞受賞。
[編集] 作品
[編集] 童話
- あしたのぼくらはだれだろう(挿画:岩淵慶造・金の星社、1975年)
- きみはサヨナラ族か(挿画:かみやしん・金の星社、1976年)
- 風はおまえをわすれない(挿画:おぼまこと・文研出版、1977年)
- 悪友ものがたり(挿画:田中秀幸・文研出版、1979年)
- 花をくわえてどこへゆく(挿画:小林与志・文研出版、1981年)
- シンドバッドの冒険(おぼまこと・公文数学研究センター、1981年)
- こんなひとはめったにいない(挿画:渡辺三郎・童心社、1983年)
- ぼくが弟だったとき(挿画:牧野鈴子・秋書房、1985年)
- 少年時代の画集(挿画:藤川秀之・[[講談社、1985年)
- へびいちごをめしあがれ(挿画:ユノセイイチ・草土文化、1986年)
- ふたりのバッハ(挿画:箕田美子・日本標準、1987年)
- その日が来る(挿画:阿部中夫・国土社、1987年)
- みねうちごっこ(挿画:渡辺洋二・小峰書店、1989年)
- ホーン岬まで(挿画:藤川秀之・くもん出版、1990年)
- どてかぼちゃ戦争(挿画:小池ヒロ・佼成出版、1992年)
- あいつのリンドバーグ・ジャケット(挿画:狩野富貴子・[[教育画劇、1993年)
- 森のおばあさん(挿画:石倉欣二・佼成出版、1994年)
- ローン・レンジャーの思い出(挿画:藤川秀之・文渓堂、1994年)
- 安寿と厨子王(堀泰明・京の絵本刊行委員会・同朋舎出版、1994年)
- 小さな蘭に-パパの大切なひとたちのこと-(挿画:クニモトミチコ・ポプラ社、1996年)
- グリーン・アイズ(挿画:狩野富貴子・小峰書店、1997年)
[編集] 詩集
- ハイティーン詩集(書肆楽々、2001年)
[編集] 随筆
- ねながれ記(銀の鈴社、2002年)
[編集] アンソロジー
- いじわる給食当番三年生(ポプラ社・1984年)
- ぼくのトイレ作戦三年生(ポプラ社・1987年)
- ある少女の手紙(岩崎書店・1989年)
- だれかを好きになった日に読む本(偕成社・1990年)
- 学校へ行きたくない日に読む本(偕成社・1990年)
- 音楽をききながら読む本(偕成社・1990年)
- 現代童話V(福武文庫・1991年)
- うそをついた日に読む本(偕成社・1992年)
- 三振をした日に読む本(偕成社・1992年)
- 新潮現代童話館2(新潮文庫・1992年)
- ぞうのサーカス(国土社・1992年)
- 葬式KIDS(太郎次郎社・1994年)
- ガラスの小びん(光村図書出版・2002年)
- 読書の時間によむ本 小学6年生(ポプラ社・2003年)
- 「酒鬼薔薇聖斗」への手紙 生きていく人として
[編集] その他
[編集] 文芸担当
[編集] 脚本・戯曲
- 夜嵐スーパーマン母殺し(天井棧敷公演『書を捨てよ町へ出よう』より)
[編集] 作詞
- 食卓の風景(作曲:加川良、東京キッドブラザース「十月は黄昏の国」劇中歌)
- 人に生まれて(作曲:加川良、〃)