栃木県道272号県民の森矢板線
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栃木県道272号県民の森矢板線(とちぎけんどう272ごう けんみんのもりやいたせん)は、栃木県矢板市に存在する県道である。同市下太田地区と同市県民の森管理事務所を結ぶ県道である。
県道30号線下太田地区より分岐する。分岐点より長井地区にかけては未整備の狭く曲がりくねった道が続く(2006年現在、一部区間が片側1車線に改修済み。順次改修される見込み)。長井地区には多くのりんご農家が沿線にあり、季節には直売を行っている。スーパー等に流通する一般的なりんごとは格段に品質の違う林檎が割安で手に入る(ただし、500円程度からの袋売りが中心)。その先は寺山ダム近辺まで片側1車線の整備された車道である。寺山ダムの上流の端には湧き水が道路に流出している場所があり、ポリタンクに水を汲む市民の姿がしばしば見られる。ただし、この水の安全性については未確認である(今のところ、矢板市民が沸き水で食中毒になったという話は聞かない)。寺山ダムから県民の森にかけては、一部区間で普通車の離合さえ出来ない狭さである(ただし、交通量はきわめて少なく対抗車に会うことは稀である。カーブミラーも設置されている)。こちらも麓側から順次拡幅工事が進んでいるが、2006年現在、いまだ狭区は残っているので通行には若干注意が必要である。県民の森からは2本の林道(いずれも舗装済み。大部分が片側1車線)が分岐し、それぞれ県道56号線と県道63号線に接続するものである。
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