柏葉英二郎
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柏葉英二郎(かしわば えいじろう)はタッチの登場人物。(CV:田中秀幸)
特徴はサングラス。 明青学園野球部の西尾監督が退院するまでの間、西尾監督の推薦で監督になった。 しかし、西尾監督は英二郎の兄英一郎に監督をやってもらうはずだったが手違いで英二郎が監督になってしまった。 部員達は西尾監督から「野球を心から愛し人を思いやりまじめで一生懸命」と聞いていただけ監督の登場を楽しみにしていたが英二郎は英一郎とちがい鬼といわれたものだった。 それから毎日部員達は英二郎にしごかれ、達也に至ってはバーベル担いでウサギ跳びでグラウンド10周を強いられた。(実際は新田由加が2周ごまかした)。
英二郎もかつて明青学園高等部に通い、かつ野球部に所属したいわば達也たちの先輩にあたる人物なのだが、野球部に所属していたときに暴行事件を起こして退部させられた暗い過去をもつ(実際のところは当時のチームメイトにハメられたらしい)。ゆえに「明青野球部を世間の笑いものにしてやる」という恨みをもち、監督として復讐を果たすつもりだった。
そのため、野球を恨んでいたように思われたが、勢南の西村勇の得意球のカーブを批判したり、決勝の須見工戦の終盤でみせた、選手の特徴を把握し、相手の隙をつく見事な采配などから、野球に関しては兄・英一郎に負けぬ才能と意欲があったことが伺える。監督を務める間、目の病を患ってしまい、決勝の須見工戦の時点でもはや失明状態だった。
決勝戦が終わったあとで病院に担ぎ込まれ、その時点で英二郎は監督を去っている。なお、原作版では目の手術に成功し、視力を取り戻した。