柄 (キノコ)
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柄(え、stalk,stipe)とはキノコの傘の下についている長い棒状のもの。足(あし)とも言う。多くはほぼ垂直だが、曲がっているものも多い。キクラゲ等、柄のないキノコもある。柄の内部は中空なものと、髄質なものと、中実なものがある。
[編集] 柄のつき方
- 中心生(ちゅうしんせい、central)
- 傘の真ん中に柄がついている
- 偏心生(へんしんせい、eccentric)
- 傘の外側に柄がついている
- 有柄側生(caulescent-lateral)
- 傘の横に柄がついている
- 無柄(lateral)
- 柄がない
[編集] 柄の表面
- 平滑(へいかつ、glabrous)
- しわ状(しわじょう、corrugate)
- 条線(じょうせん、longitudinallystriate)
- 縦に線が入っている
- 繊維状(せんいじょう、fibrous)
- 短い縦線が多数ある
- 粉状(ふんじょう、pulveraceous)
- 粉がかかったような模様をしている
- 鱗片状(りんぺんじょう、scaly)
- 鱗片がたくさんついた模様をしている
- ささくれ状(ささくれじょう、squarrose)
- 網目状(あみめじょう、clathrate)
[編集] 参考文献
- 池田良幸『北陸のきのこ図鑑』ISBN 4893790927
カテゴリ: 菌類関連のスタブ項目 | キノコ