林試の森公園
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林試の森公園(りんしのもりこうえん)は東京都目黒区下目黒・品川区小山台にまたがり所在する都立公園。
[編集] 概要
1900年6月に農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」を設置。その後、林野庁「林業試験場」に名称を変更し、1978年まで使用された。林業試験場が筑波市に移転したことに伴い、公園として整備された。1989年6月1日に「都立林試の森公園」として開園。
面積は120,786平方メートル(約36,600坪)
[編集] 園内
- 林業試験場当時の樹木がそのまま残されており、都内でも屈指のケヤキ、クスノキ、プラタナス、ポプラ、スズカケノキなどの巨木がある。その他、カイノキ、ベニカエデ、ヒマラヤゴヨウ等の外国産樹木やアベマキ、ハナガガシ、ニオイドロ等の珍しい木などもあり解説のプレートもつけられている。
- 園内で最も太い木は幹周が3.82メートルのケヤキ。最も高い木は高さ35.5メートルのポプラ。
- 大木の揃った森の他、芝生広場、デイキャンプ施設、夏期に子供が入れるじゃぶじゃぶ池、西側には野球やサッカーの練習(要申込で試合は不可)にも使用できるグラウンドも整備されている。