朝倉直巳
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朝倉直巳(あさくらなおみ 1929年9月22日-2003年2月14日)は、デザイナー。東京教育大学(現筑波大学)教育学部芸術学科構成専攻卒。アジア基礎造形学会初代会長を勤め、中国、台湾、韓国など主として東アジアにおける基礎造形の制作と研究の基盤作りに力を注いだ。
福島大学教育学部を皮切りに、京都教育大学、筑波大学、文教大学教育学部など、美術教育畑を進む。主な著作に『紙による構成デザイン』(美術出版社)、『芸術・デザインの平面構成』(六耀社)、『芸術・デザインの立体構成』(六耀社)、『芸術・デザインの光の構成』(六耀社)、『芸術・デザインの色彩構成』(六耀社)、『紙 基礎造形・芸術・デザイン』(美術出版社)などがある。
台湾の大学に招聘されていたが、一時帰国時、茨城県つくば市内の自宅近くで死亡。ドライバーが自転車で走行中の朝倉を跳ねてしまった。