有賀啓雄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有賀 啓雄(ありが のぶお、1964年10月14日 - )は東京都出身の日本のシンガーソングライター、作曲家、編曲家、ベーシスト。昔は、有賀啓夫との表記もあった。
原田真二のバックのクライシスや崎谷健次郎のVIZIONのメンバーとして活躍した後、1987年にソロ・デビュー、アルバムを3枚残している。並行して、セッションベーシスト、作詞家、作曲家、編曲家、プロデューサーとしても活躍。渡辺美里をはじめ、米米CLUB、岡村靖幸、池田聡、CoCo、鈴木雅之、中西圭三などの作品に関わっている。
シンガーソングライターとしての彼は、もし「抒情派ポップス」という言葉があるならば、その代表例としてまず挙げられるべきであろう。大人を気恥ずかしくさせるような恋の歌を、メロウな曲に乗せて、繊細な声で歌い上げている。
なお、「あと1センチ傘が寄ったら」は、後に吉田栄作がカヴァーしている(タイトルは「プラトニック」に変更されている)。
[編集] アルバム
- Sherbet(1987年)(ファンハウス 32FD1059)
- 雨色の僕と君
- さよなら入缶ジュース
- 白い家とふうりん
- あと1センチ傘が寄ったら
- 風の横・横
- 君を忘れない
- 行き先のないゲート
- ポケットにつめてジングルベル
- 半分だけのタワー
- umbrella(1992年)(ファンハウス FHCF-2005)
- RAIN DOLPHIN(4'17)
- 僕の知らない雨が降る(4'49)
- 瞳の中のヨットレース(4'09)
- 銀の波・・・君の記憶(5'41)
- うつむいたナビゲーター(3'53)
- スタジアムのアンジェリーケ(5'48)
- たいくつ(2'34)
- MAY(5'06)
- 雪~逢いたい気持ち~(4'59)
- 37度8分(3'18)
- Innocent Days(1993年)(ファンハウス FHCF2101)
- 好きになりたい
- そして夏が始まる
- 渋滞
- ダイアリー
- 君と来ればよかった
- 雨が降るかもしれない
- ウェンズデイ
- 君の悲しみを聞かせてよ
- A.M. 1:05
[編集] シングル
- 雨色の僕と君(1987年)
- あと1センチ傘が寄ったら(1987年)
- 雪の時刻(1988年) : NHK「ベスト・スキー」テーマ曲
- 僕の知らない雨が降る(1992年)
- RAIN DOLPHIN(1992年)
- 君の悲しみを聞かせてよ(1993年)
- 好きになりたい(1993年)