日本女子大学附属中学校・高等学校
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日本女子大学附属中学校・高等学校(にほんじょしだいがくふぞくちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、神奈川県川崎市多摩区の日本女子大学西生田キャンパスにある、同大学附属校である。中学、高校からは、志望すれば卒業生のほぼ全員が附属高等学校、日本女子大学にそれぞれ進学できる。
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[編集] 沿革
- 1901年 日本女子大学附属高等女学校が開設される(現在の東京都文京区目白台)。
- 1948年 学制改革により附属高等女学校が附属中学校(目白台)・附属高等学校(川崎市多摩区西生田)となる。
- 1979年 西生田キャンパスの附属高等学校に附属中学校が移転し、現在に至る。
[編集] 特徴
- 中学校の音楽の授業ではバイオリンの授業が必須で、12月のクリスマス時期に(以前は歴史ある日比谷公会堂で、現在は日本女子大学の校内に新設された大学講堂で)バイオリン演奏、またハレルヤのコーラスを披露する。
- 高校の文化祭の目玉の一つとして、宝塚ファンの学生が作った宝塚同好会の舞台が見物である。それにあこがれて高校から入学してくるもののいる。この舞台では歌は歌わず口パクだが、本物の宝塚さながらに衣装、音楽を真似てレビューを繰り広げる。また近頃では、「ミュージカルクラブ」が、劇団四季などのミュージカルを本物さながらの歌やダンス、演技などで披露し、注目をあつめている。
- 中学では毎年郊外授業として泊りがけで1年次には軽井沢・2年次には東北(日本女子大学出身の先輩高村智恵子・宮沢賢治の妹の足跡をたどる)研修旅行が催される。中高大学ともに夏期休暇の時期に、大学所有の軽井沢にある三泉寮で宿泊セミナーが行われ、互いの考えを交換し高めあういい機会になっている。
[編集] 所在地
- 神奈川県川崎市多摩区西生田1-1-1
- 敷地には大学の人間社会学部、大学院の人間社会研究科がある。