新潟焼山
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標高 | 2,400 m | |||
位置 | 北緯36度55分15秒 東経138度02分09秒 |
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所在地 | 新潟県糸魚川市、妙高市 | |||
山系 | 頸城山塊 | |||
種類 | 成層火山 | |||
初登頂 |
新潟焼山(にいがたやけやま)は、新潟県西部に位置する標高2,400mの活火山。火山活動度ランクはB。
目次 |
[編集] 概要
山の大部分は火山体ではなくフォッサマグナ由来の第三紀層である。これを基盤とした火山体は比高約400mの成層火山で、山頂は溶岩ドームからなる。その活動史はかなり新しく、約3,000年前に活動が始まったと考えられている。
[編集] 火山活動
- 過去の活動では火砕流は主に山体北面に向かって流出しており、約1000年前の活動では日本海まで達したと考えられる。
- 1852年から54年にかけての噴火では大量の硫黄を噴出させ、20世紀に入ってからも水蒸気爆発を数回記録している。特に1974年の噴火では登山者3名が死亡している。最新の噴火活動は1983年である。
[編集] 防災対策
- 気象庁が地震計を、新潟県が監視カメラなどを設置しているが、山頂付近はほぼ通年、雲がかかっているため、目視による観測は難しいとされる。
- 北面側に位置する糸魚川市では火山防災マップ(ハザードマップ)を作成・配布している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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