新中川
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新中川（しんなかがわ）は、東京都葛飾区高砂で中川から分派し、東京都江戸川区江戸川で旧江戸川に合流する一級河川である。以前は中川放水路（なかがわほうすいろ）と呼ばれていた。全長7.84km、幅員143.5m、流域面積1.22km2。
目次 |
[編集] 地理
東京都葛飾区高砂で中川を西に分けると、そのまま南の方向に流れる。江戸川区江戸川（一之江駅付近）で、東から流れる旧江戸川と合流する。
[編集] 歴史
1938年7月に東京東部で起こった浸水戸数6万戸に及ぶ被害に対する反省から、翌年4月、中川開削・改修を目的に東京府中川改修事務所が設置された。しかし、戦争激化のため1945年4月には計画は一旦中止、事務所も廃止となる。
1947年9月、カスリーン台風によって東京東部が再度浸水したことにより、改めて中川改修が検討された。1949年11月 中川改修事務所は再開され、中川放水路（新中川）の開削が本格化した。
開削の間は江戸川区などでは多くの家屋等の立退きを余儀なくされた。1963年3月に中川放水路は完成した。
[編集] 主な橋梁
北から順に記載している。
[編集] リンク
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