新・たかじんが来るぞ
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新・たかじんが来るぞ(しん・たかじんがくるぞ)は1991年10月~1994年3月まで毎日放送(MBSテレビ)製作で毎週火曜23:55~24:55に関西ローカルにて放送されたバラエティ番組。放送作家の新野新と歌手・タレントのやしきたかじんが1週間に起こった芸能問題などを論じる番組だった。
ちなみにタイトルの「新」とは新野のことであり、「たかじんが来るぞ」という番組の続編というわけではない。
[編集] 概要
テレビ朝日系の討論番組『朝まで生テレビ』をパロディ化した月1回の討論企画『途中まで生テレビ』がこの番組の看板企画だった。『途中まで - 』は、政治・経済などの社会問題や芸能界などの話題を、たかじんやゲストのタレント・政治家・ジャーナリストたちと共に放送禁止用語満載の激論を行い、「朝まで生テレビ」とは比べ物にならないくらいの過激な激論を展開した。この企画を基本として生まれたのが、2003年7月から読売テレビで日曜の昼に放送されている討論バラエティ番組「たかじんのそこまで言って委員会」である。
他に、構成作家の故・吉田清をコメンテーターに「夜のワイドショー」と題して、「天童よしみの目指せ紅白出場」特集企画、桂坊枝の包茎手術特集、風俗情報、旭ポンズ、関西芸人の裏側など関西ならではのマニアックな特集が多かった。
また、予算がなく企画に苦しんでいたため、年末年始や選挙戦の視聴率特集やハワイ旅行の顛末を特大パネル1枚と指し棒とマジックでたかじん一人で1時間喋り続けるというたかじんにとっては過酷な企画が頻繁にあった。
2005年4月12日から火曜深夜枠に『たかじんONEMAN』が水曜深夜枠から移動し、裏番組のABCテレビ『ごきげん!ブランニュ』に大きく水をあけられたMBS深夜枠火曜の救世主としてに11年ぶりに担当するたかじんが自らなれるか期待がかかる。