拘り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
拘り(こだわり)とは、特定の対象に、強く愛着し、離れることが出来ない状態を指す。
多かれ少なかれ、人には拘りがある。
しかし、その拘りが、得られない状態に置かれた場合、多くの人は拘りを諦める。あるいは、気を紛らわす。
拘りが特に強いのは、自閉症の特徴である。
拘りと言っても、千差万別で、フィルムの破片を手放すことが出来ないようなものから、通学の道順が工事で閉鎖されていた場合、迂回することにパニックを示すようなものまでいろいろある。
臨床心理学には、他に関心の対象を見つけさせるなど、拘り崩しの手法があるが、幼児であり、拘り経歴の短いものにしか成功していないようだ。