成瀬正親
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成瀬 正親(なるせ まさちか、寛永16年3月11日(1639年4月14日) - 元禄16年9月20日(1703年10月30日))は、尾張犬山藩の第3代当主。父は第2代当主・成瀬正虎。官位は隼人正。
寛永16年(1639年)3月11日生まれ。幼名は小吉。1659年、父の隠居により後を継いだ。このとき、尾張藩より加増を受けて3万5000石を領することとなり、尾張藩の中でも最高の知行を領するようになった。女児の一人が関長治に嫁いだ。
元禄16年(1703年)9月20日、65歳で死去し、後を子の成瀬正幸が継いだ。法号:柏貞院節功良忠。墓所:名古屋市中区栄三丁目の白林寺。