成本年秀
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成本 年秀(なりもと としひで、1968年9月11日 - )は、兵庫県西宮市出身のプロ野球選手(投手)。
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[編集] 来歴・人物
西宮東高-京産大-大阪ガスを経て1992年のドラフト2位で千葉ロッテマリーンズから指名され、1993年入団。河本育之とともにダブルストッパーとして活躍し、1996年に最優秀救援投手のタイトルを獲得。1997年に右ヒジを手術、先発に転向するが目立った活躍は無かった。
2000年オフにロッテから戦力外通告を受ける。ロッテからは球団職員への転向を打診され悩んでいた中で、阪神タイガースの野村克也監督から電話があり「お前のフォークボールはまだまだ通用する。うちのテストを受けてみないか?」と言われ、現役続行を決意。テストに合格し2001年に阪神に移籍。クローザーとして20セーブを記録し、カムバック賞を受賞した。2003年にヤクルトスワローズに移籍したが、主だった活躍が出来ずに2004年限りで自由契約。
2005年に台湾プロ野球の統一ライオンズに入団、同年現役引退。2006年からヤクルトの投手コーチに就任。
[編集] 日本での通算成績
- 271試合 26勝 20敗 83セーブ 防御率3.33
[編集] タイトル
- 最優秀救援投手1回(1996年)
- カムバック賞(2001年)