惑星大戦争
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『惑星大戦争』(わくせいだいせんそう、英題:THE WAR IN SPACE)は、1977年12月に公開された東宝制作の特撮SF映画。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
1988年、太陽系外宇宙から飛来した異星人の侵略に対抗する為、宇宙防衛艦「轟天号」が金星に本拠を構えた異星人の「大魔艦」に立ち向かう。
本作製作の背景には、1977年はアメリカでSF映画『スターウォーズ』、アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト』が公開され、日本は空前のSFブームを迎えていたことがあった。翌年1978年夏の『スターウォーズ』の日本公開を控えて、東宝は本作を急遽製作してお正月映画として公開、東映も1978年4月に『宇宙からのメッセージ』を公開した。監督と特技監督には、1970年代の東宝でゴジラシリーズとSF作品を手がけてきた福田純と中野昭慶のコンビがあたった。なお、『惑星大戦争』は、当初『スターウォーズ』の邦題として予定されていたが、ジョージ・ルーカス側が全世界でタイトルを統一しようということで没となったため、本作のタイトルとして流用されたものである。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- 森田健作:三好孝次(国連宇宙局勤務)
- 浅野ゆう子:滝川ジュン(国連日本支部員)
- 宮内洋:冬木和夫(国防軍空挺隊員)
- 新克利:三笠忠(宇宙ステーション要員)
- 大滝秀治:松沢博士(国連宇宙局日本支部局長)
- ウィリアム・ロス:シュミット博士
- デビット・ペーレン:ジミー(スペースファイター・パイロット)
- 中江真司:(ナレーター)