志和稲荷神社
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志和稲荷神社 | |
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所在地 | 岩手県紫波郡紫波町升沢字前平17-1 |
位置 | -- |
主祭神 | 宇迦之御魂大神 猿田彦命 大宮能売命 |
社格等 | 県社・別表神社 |
創建 | 天喜5年(1057年) |
本殿の様式 | -- |
例祭 | 9月9日 |
主な神事 | 初午祭(旧暦2月初午) |
志和稲荷神社(しわいなりじんじゃ)は、岩手県紫波郡紫波町にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。
目次 |
[編集] 祭神
宇迦之御魂大神(稲荷神)、猿田彦命、大宮能売命(天宇受売命の別名としている)を祭神とする。
[編集] 歴史
天喜5年(1057年)、源頼義が安倍頼時・貞任父子追討の戦勝を祈願して勧請・創建したと伝えられる(大同年間(806年 - 810年)の創建とする伝承もある)。中世に斯波氏が再興し、近世には南部藩代々の祈願所として崇敬され、天保年間には盛岡からの5里の参道「稲荷街道」が作られた。
大正7年に県社に列格し、昭和32年6月に神社本庁の別表神社に加列された。
[編集] 施設
境内には樹齢千年を超える杉の木があり、「稲荷山大杉」と呼ばれ神木とされている。長寿を願って杉の根本から白狐の毛を探すという風習がある。
すぐ近くに志和古稲荷神社がある。
[編集] 外部リンク
- 志和稲荷神社(公式サイト)