建仁
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建仁(けんにん)は、日本の元号の一つ。正治の後、元久の前。1201年から1203年までの期間を指す。この時代の天皇は土御門天皇。後鳥羽上皇の院政。鎌倉幕府将軍は源頼家、源実朝、執権は北条時政。
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[編集] 改元
[編集] 出典
『文選卷四十七・聖主得賢臣頌』の「夫竭智附賢者、必建仁策、索人求士者、必樹伯跡」から。
[編集] 建仁期におきた出来事
- 建仁元年 後鳥羽上皇が熊野に御幸。
- 建仁2年 千五百番歌合が成立。
- 建仁2年 栄西が南宋より帰朝し、臨済宗を広める。
- 建仁2年 源頼家が第二代将軍に就任。
- 建仁3年 源実朝が12歳で第三代将軍に就任。
[編集] 西暦との対照表
建仁 | 元年 | 2年 | 3年 | 4年 |
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西暦 | 1201年 | 1202年 | 1203年 | 1204年 |
干支 | 辛酉 | 壬戌 | 癸亥 | 甲子 |