岩手県立花巻農業高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩手県立花巻農業高等学校(いわてけんりつはなまきのうぎょうこうとうがっこう)は、岩手県花巻市にある、県立の農業高等学校である。本校は宮沢賢治が教諭として勤務した花巻農学校の後身に当たる学校としても知られている。
目次 |
[編集] 設置学科
- 全日制課程
- 生物科学科
- 環境科学科
- 食農科学科
[編集] 沿革
二つの県立農業高等学校を統合する形で2003年に新発足した。統合に当たっては場所や学校名などをめぐって議論も起きたが、結局宮沢賢治ゆかりの花巻農学校を前身とする花巻農業高等学校の名を残すことで決着した。
- 2003年(平成15年) - 岩手県立北上農業高等学校と統合
[編集] 所在地
- 岩手県花巻市葛1-68
[編集] その他
構内に「賢治先生の家」と呼ばれる建物が保存されている。これは、もとは宮沢家の別宅だったもので賢治が独居自炊していたこともある。賢治の生前は現在の花巻市桜町にあったが賢治の没後に売却されて現在地に民家として移築され、その後1969年に本校が移転した際に偶然にもそこに建っていたという曰くがある。外部の人も学校で鍵を借りて中を見学することが可能。