岡本晃
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岡本 晃(おかもと あきら、1973年5月3日 - )は、神戸市北区出身のオリックス・バファローズに所属したプロ野球選手(投手)。背番号は22番。
三田学園高で1991年に選抜大会に出場。関大から1995年のドラフト2位で近鉄に入団。サイドスローから気迫あふれるストレートと変化球の揺さぶりを生かして先発投手として活躍、1999年には開幕投手を務めた。2001年からはリリーフ投手に転向、同年、61試合に登板した。2002年には大塚晶文とともに抑えを務め、65試合に登板して7勝18セーブを挙げた。2004年は4試合の登板に終わった。分配ドラフトにより2005年からオリックス・バファローズに所属していたが、シーズン終了後に戦力外通告を受けた。その後、オランダに渡りADOと契約。
[編集] 略歴
- 1995年 ドラフト会議にて逆指名で2位指名を受け、近鉄バファローズに入団する。(背番号16)
- 1997年 先発投手として活躍して規定投球回に到達、防御率はリーグ2位の2.82、10勝6敗の好成績を残して新人王候補に挙がる活躍をする。(新人王はルーキー史上最多盗塁を記録した小坂誠)
- 1999年 自身初の開幕投手を務め、先発の柱としてチームに貢献。チームトップの9勝を挙げる。
- 2001年 シーズン初登板は先発したが、敗戦投手。これを機に梨田監督よりリリーフ転向を命じられる。そして、チームの守護神、大塚晶文投手の不調からシーズン序盤は抑えとして活躍、大塚が復調したシーズン後半はセットアッパーとして活躍し、チームの優勝に貢献する。
- 2004年 シーズンオフに分配ドラフトでオリックス・バファローズ所属となる。
- 2005年 シーズン終了後に戦力外通告を受ける。
- 2006年 ADO(オランダ)所属。
[編集] 通算成績(2004年シーズン終了時点)
- 271試合 39勝 42敗 28セーブ 698投球回 防御率3.73