尾辻秀久
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尾辻 秀久(おつじ ひでひさ、1940年10月2日 - )は、政治家、自由民主党所属の参議院議員。鹿児島県南さつま市(旧・加世田市)出身。
現在、ドミニカ共和国への日本人移住者問題解決を進める国会議員懇談会会長。2004年9月27日発足の第2次小泉改造内閣で厚生労働大臣を務めた。
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[編集] 略歴
- 1958年:鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校卒業
- 1961年:防衛大学校中退
- 1971年:東京大学教養学部中退
- 1979年3月:鹿児島県議会議員選挙で初当選
- 1986年:衆議院選挙(旧鹿児島1区)で落選
- 1989年:参議院議員選挙(比例)で初当選
- 1992年:総務政務次官に就任
- 1994年:沖縄開発政務次官に就任
- 2003年:財務副大臣に就任
- 2004年:厚生労働大臣に就任
- 2005年:参議院予算委員長に就任
[編集] 活動
- 厚生労働大臣時、障害者自立支援法を成立させ、議論を喚起する。
- ドミニカ移民問題解決に尽力し、政府の謝罪を引き出す。ドミニカ移住50周年記念祭首相特使として、ドミニカを訪問、小泉総理の「おわび談話」を移民に手渡す。
[編集] エピソードほか
- 三女の父。一子、二子は双子。
- 青年期、海外を放浪。結婚式では旅行先の風土病が発病、終了後、病院へ。病原の標本が鹿児島の病院にあるらしい。
- 第1回大宅賞候補作家。
[編集] 著書
『ボッケモン世界を行く』
- 『続ボッケモン世界を行く』
- 『アフリカ旅日記』
- 『旅また人生』