小島弥太郎
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小島 弥太郎(こじま やたろう、大永2年(1522年) - 天正10年(1582年))は上杉氏の家臣。別名・雲井田新兵衛。諱は一忠。通称は慶之助。小島貞興とも。 妙高高原辺りの出身と言われ、上杉謙信の幼少期から側近として仕えた。強力無双の豪傑で、「鬼小島」と恐れられたと言われている。
しかし、弥太郎は実在したかどうかを疑われているところがある。なぜならば、弥太郎の名は上杉氏の軍役帳にも名簿にも無いからである。 上杉軍の中には小島姓を名乗る人物が多く存在するため、そこから創作した人物という可能性もある。
しかしながら、武田家臣山県昌景が川中島合戦の際に弥太郎の事を「花も実もある勇士」と賞賛というエピソードもあり、詳細は不明である。