富良野岳
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十勝岳温泉からの登山道から望む富良野岳 |
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標高 | 1,912.1 m | |||
位置 | 北緯43度23分25.9秒 東経142度38分17.4秒 |
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所在地 | 北海道上川支庁富良野市、上富良野町 | |||
山系 | 十勝岳連峰 | |||
種類 | -- | |||
初登頂 | -- |
富良野岳(ふらのだけ)は、北海道中央部にある山である。海抜1912m、大雪山の南西部から連なる十勝岳連峰の最南端に位置する。火山ではあるが、山麓の安政火口を除き、古い時代に活動を終えたと考えられる。そのため、安政火口近辺を除いて全山高山植物が豊富で、特に山頂部は夏の時期は広大なお花畑が広がる。隣接する十勝岳が有史以来の激しい噴火のため、山頂部に植物に乏しいのと対照的である。
[編集] 登山道
北側の十勝岳温泉からと南側の原始のヶ原登山口からの2本の登山道がある。
- 十勝岳温泉-三段山登山道分岐-安政火口-上ホロカメットク山登山道分岐-富良野岳
- 登山口に温泉旅館があり、上富良野駅からバスの便(1日3便)がある。登山口がちょうど森林限界に位置しており、登山道は全コースハイマツ帯から高山帯にかけてを歩く。山頂までの標高差も約650mと小さく、比較的容易に登ることができるため、夏のシーズン中は登山者の数も多い。また、途中の安政火口までは整備された林道となっており、晴天であれば一般の観光客でも歩くことができる。ハイマツ以外の高山植物の群落は主に安政火口より先に多く、特に稜線上の縦走路に合流してからは広大なお花畑が広がる。
- 原始ヶ原登山口-原始ヶ原コース分岐-富良野岳
- 富良野市から登山口まで自動車の乗り入れは可能だが、公共交通機関はない。また、登山口の標高は約700mの樹林帯で、山頂までの標高差は1100m以上ある。しかし、途中の原始ヶ原には湿原性のお花畑が広がる。
- 富良野岳-三峰(さんぽう)山-上ホロカメットク山-十勝岳-美瑛岳-トムラウシ山
- 山頂からは、稜線上を十勝連峰、さらに大雪山中央部まで至る縦走路が通過している。