宮里優作
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宮里優作(みやざと ゆうさく、 1980年6月19日 - )は、沖縄県国頭郡東村出身のプロゴルファーである。東北福祉大学卒業。富士フイルム所属(2006年10月現在)。血液型はA型。趣味は映画鑑賞とスポーツ観戦。
レッスンプロである宮里優の次男で、兄の宮里聖志、妹の宮里藍もプロゴルファーという、ゴルフ一家である。父の教えの下3歳からゴルフを始め、アマチュアゴルフ界の数々のビッグタイトルを獲得する。東北福祉大学在学中には主催者推薦枠などでプロツアーにも参加し、三井住友VISA太平洋マスターズの2位など活躍する。在学中の2002年12月にプロ宣言をし、翌年4月の東建ホームメイトカップでプロデビューを果たした。
2005年シーズンを終わってまだ優勝に一歩手が届かず、妹の藍に遅れをとっているものの、2003年のJCBクラシック仙台の2位など上位進出によりシード権を確保している。2003年はアメリカPGAツアーの予選会で、第1次・第2次予選を通過し、最終予選で涙を飲んだ。2004年は第2次予選で敗退してしまい、2005年は米国の予選会を受験しなかった。
兄の聖志は、2004年12月のアジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメントでツアー初優勝を果たした。
2006年8月25日のアメリカPGAツアー・リノタホ・オープン第2日において、1ラウンドで2回のホールインワンを達成した。これは長い歴史を持つアメリカPGAツアーでも、史上2度目の快挙であった。
[編集] 経歴
- 1980年 - 沖縄県国頭郡東村にて、宮里優の次男として生まれる。
- 1983年頃 - 父からゴルフの手ほどきを受ける。
- 1998年 - 日本ジュニアゴルフ選手権優勝。
- 1999年 - 東北福祉大学入学。この年、同大学のゴルフ部には星野英正が4年生で在籍していた。
- 2000年 - 日本学生ゴルフ選手権優勝。同大会は2002年まで3連覇を果たす。
- 2001年 - 日本アマチュアゴルフ選手権優勝、日本オープンゴルフ選手権競技でローアマチュアを獲得。
- 2002年 - 卒業を間近に控えた12月26日、プロ転向を宣言する。
- 2003年 - 獲得賞金額により、主催者推薦出場試合数の上限が消滅する。その後の4試合でシード権獲得。アメリカツアー予選会でも最終予選まで進出。