宮本勝昌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮本 勝昌(みやもと かつまさ, 1972年8月28日 - )は、静岡県出身のプロゴルファーである。日本大学卒業。身長174cm、体重76kg。日本ゴルフツアー通算5勝。
13歳からゴルフを始める。中学3年生の時に「全日本ジュニアゴルフ選手権」で3位に入り、日本大学のゴルフ部では片山晋呉、横尾要と同期のライバルだった。宮本は大学1年生の時に「日本アマチュアゴルフ選手権」で、同じ日本大学の先輩丸山茂樹を破って優勝したことがある。1995年のプロゴルファーテストで、宮本と片山、横尾は3人揃って合格し、プロ転向後も身近なライバルとなった。1998年に「つるやオープン」でツアー初優勝を挙げ、年間最終戦のゴルフ日本シリーズ(出場資格は当年度の賞金ランキング20位以内の選手のみ)でも優勝する。このビッグ・タイトルを手に入れた宮本は、同年末のアメリカPGAツアーの「クオリファイイング・スクール」(通称 Q-School, シード権獲得への資格試験)に合格し、1999年度はアメリカツアーに戦場を移したが、米国ツアーのシード権維持に必要な賞金額(賞金ランキング125位以内)を確保できずに1年で日本へ帰国した。
2001年に日本ゴルフツアー選手権優勝で、日本ツアーの5年シード権を獲得する。同年のゴルフ日本シリーズで3年ぶり2度目の優勝を飾った。2003年のNST新潟オープンでツアー5勝目を挙げている。