宇野邦一
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宇野邦一(うのくにいち, 男性, 1948年 - )は、島根県松江市生まれの評論家。大阪外国語大学を経て、1987年より立教大学勤務。現在は同大学現代心理学部教授。専門は、映像身体論、身体論、現代思想。京都大学文学部仏文学科卒業。パリ第8大学でジル・ドゥルーズの指導をうけ、アントナン・アルトーについての研究で博士号取得(1980年)。
[編集] 著書
- 『意味の果てへの旅』(青土社)
- 『D』(青土社)
- 『予定不調和』(河出書房新社)
- 『アルトー 思考と身体』(白水社)
- 『詩と権力のあいだ』(現代思潮新社)
- 『他者論序説』(書肆山田)
- 『日付のない断片から』(書肆山田)
- 『ドゥルーズ 流動の哲学』(講談社)
- 『反歴史論』(せりか書房)
- 『ジャン・ジュネ 身振りと内在平面』(以文社)
- 『破局と渦の考察』(岩波書店)
- 『<単なる生>の哲学』(05年、平凡社)
[編集] 訳書
- ドゥルーズ『フーコー』(河出書房新社)
- ドゥルーズ『襞』(河出書房新社)
- ドゥルーズ/ガタリ『千のプラトー』(共訳、河出書房新社)
- アルトー『ロデーズからの手紙』(共訳、白水社)
- ベケット『伴侶』(書肆山田)
- ベケット『見ちがい言いちがい』(書肆山田)