宇土半島
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宇土半島(うとはんとう)は熊本県中部にある半島。半島の北部は有明海、南部は八代海に面し両海を分断する。また三角の瀬戸(半島との海峡)を挟んで天草諸島への玄関口にもなっている。古い火山性の山地であり半島中央部には標高478mの大岳がそびえる。
半島のほぼ先端に位置する三角(みすみ)港は1887年に開港した貿易港であり、港町として栄えた。今日では西港と東港に分かれており、東港は重要港湾に指定されている。八代海に面する陸地は斜面になっており、ミカン栽培が盛ん。また半島北部の宇土市は元々、小西行長によって築城された宇土城の城下町であり、現在も武家屋敷跡や当時の堀割が残る。
[編集] 交通
主要国道である国道57号の終点が宇土半島先端の三角浦となっている。また、JR鹿児島本線の支線である三角線がつながっており、交通アクセスは比較的良い。また、天草諸島への玄関口にもなっており、天草五橋を結ぶ天草パールラインへと接続する。
[編集] 自然
半島一帯は三角大矢野海辺県立自然公園に属し、海水浴場が多い。また、半島南部の宇城市不知火町からは海水温の温度差によって生じる不知火現象が見られることで知られる。
[編集] 関連市町
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