奈良交通南紀営業所
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奈良交通南紀営業所(ならこうつうなんきえいぎょうしょ)は、和歌山県新宮市神倉にあり、主に新宮駅を発着する路線を担当している奈良交通バスの営業所である。
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[編集] 沿革
- 1963年 新宮営業所を開設する
- 1988年4月1日 南紀支社に変更する。
- 2002年 南紀営業所に変更する。
1988年4月1日、南紀開発がれレジャー部門に特化するのに伴い、乗合バス事業と貸切バス事業を譲渡され、1963年からあった新宮営業所を南紀支社に改名し、奈良交通南紀支社が誕生した。その後、モータリゼーションなどの発展や過疎化の進展に伴い、担当する路線の廃止や縮小が続いてきた。2006年10月の改正では八木新宮線とほんのわずかに残った熊野線のみが担当となっている。
[編集] 現行路線
[編集] 八木新宮線(くまの十津川特急バス)
- 八木駅~高田市駅~近鉄御所駅~五條バスセンター~大久保口~阪本~十津川村役場~熊野本宮~新宮駅
- 戦後 奈良大仏前~新宮駅が開業する。十津川街道の進展に合わせて開業した模様だが、詳細は不明。。
近鉄八木駅から日本一広い村である十津川村を通り、新宮駅に抜ける紀伊半島を横断する路線である。全線の所要時間は5時間以上と、現在走る路線バスの中では、高速道路を走らないバスとしては非常に長い。なお、大久保口~新宮駅間では一部の停留所に止まらない特急運転を行っている。
[編集] 熊野線
- 湯盛温泉杉の湯~池原~下桑原
- 湯盛温泉杉の湯~池原
- 2006年10月1日 下桑原発着が路線再編により登場する。
[編集] 太地町町営じゅんかんバス
- 太地駅~太地町内~太地駅
奈良交通バス太地線が撤退した後に、太地町が町内交通の利便性改善を目指して設定した路線である。運行は当営業所に委託されている。運行系統は7系統ある。
[編集] 撤退・廃止路線
[編集] 太地線
- 太地駅~くじら館~町営グランド
- 太地駅~くじら館~町営グランド~梶取崎
- 1988年4月1日 南紀開発より、路線を引き継ぐ。
- 2001年4月1日 全線を廃止する。なお、変わりに太地町コミュニティバスが運行を開始する。(奈良交通受託)
- 太地駅発の路線では、鹿のマークの代わりにくじらのマークが描かれた専用のマイクロバス(P-MR112F)が1台で往復していた。検査時は他の路線車が入っていた。
[編集] 熊野線
- 新宮駅~熊野市駅~池原
- 新宮駅~熊野市駅~池原~河合
- 湯盛温泉杉の湯~池原~上桑原
- 池原~上桑原~小井隧道口
- 2006年10月1日 下桑原~湯盛温泉杉の湯、池原~湯盛温泉杉の湯の2系統を除き廃止。
新宮駅から熊野市駅など和歌山県、三重県の湾岸沿いを走り、大泊から内陸部に進路を変えて、奈良県下北山村へ運転される路線と下北山村内を運行する二つの系統に分かれる。どちらも運行本数は非常に少なくなっている。なお新宮駅~大泊では、一部の区間を除き三重交通バスが並行して走っていた。
[編集] 備考
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[編集] 関連項目
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