奇行
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奇行(きこう)は、観察者から見て、奇妙に思える行動。観察者が目にしたことのないような行為。
観察者にとって、観察対象となる人の行為の因果関係や意味、意図が理解できない時、観察者には対象者の行為が奇行に映る。実際に対象者が精神的障害を抱えている場合もあるが、文化の違いや慣習の違い、宗教の違い、世代の違いによっても観察者には奇行に映る場合がある。ある人にとってのジンクスやおまじない、願掛け等も経緯が分からない人にとっては奇行に映るかもしれない。思い出し笑いや何かに八つ当たりしている時の自分の行為が見知らぬ人にとっては奇行に映っている可能性もある。
主に社会的事件になる奇行の例として、「ストリーキング」(裸で路上などを歩き回る行為)、「ゴミ御殿(ごみ屋敷)」(ひたすら廃棄ゴミを集めて自宅に蓄積する行為)等がある。